
パッシブハウスジャパン 九州支部勉強会へ参加しました
こんにちは
今回は勉強会についてです
先日7月8日、9日に開催された
パッシブハウスジャパン九州支部勉強会に参加してきました
松山空港からは飛行機で30分程度で福岡空港へ着きます
空港へ着いてからは
同じく勉強会へ参加していた
鹿児島県のパッシブスタイルさん御一行に車で拾って頂き
勉強会の地である
福岡県飯塚市大分
”おおいた”ではなく”だいぶ”と読むようです
今回の勉強会のテーマは
「パッシブハウスが止まらない」
九州支部では今回の福岡だけでなく
次々とパッシブハウスが広まり建築されているようです
まず見たのは
快建築舎さんの上棟後少しした後の物件
ひときわ目を引くのは南面に設置された
木製トリプルサッシのスマートウィンです
弊社でも4棟採用していますが
自然素材を使用している家との見た目の相性が良く性能も良い製品です
高さ2015mmの窓が3か所
その中でもLDKの中心に位置するところにあるのは
へーべシーベと言われる取っ手を動かすと引き戸が持ち上がり
スライドする機構の窓がついており
引き戸の欠点である気密性の低下を防ぐのに有効な窓になります
幅が4425mmもありまさに大開口です
天井を見上げると化粧の野地板?
聞いてみると0.4mmの突板を貼っている構造用合板で
これで室内側は仕上がりなんだとか
この構造用合板の上には
100mm、100mm、50mm、50mmの合計300mmの
フェノール系断熱材が施工されています
何層にも重なっているまさにミルフィーユ断熱
屋根断熱はこれで終わりで
外壁部に関しても塗り壁仕上げ面には面材外に150mmのEPS
板仕上げの面には100mmのフェノール系断熱材で終わり
つまり弊社がいつもしているような
ウッドファーバー等の充填断熱が無いと言う事
それでも年間暖房需要は11.62kwh/㎡
冷房需要は21.47kwh/㎡と余裕をもってクリアしています
充填断熱すると柱間柱は熱橋部として認識されますが
充填断熱が無いと熱橋部としては認識されない等と言ったメソッドがあるようです
その分フェノール系を使ったり150mmのEPSにしたりと
他での強化は必要なのかもしれませんが驚きでした
2棟目も快建築舎さんの完成物件
こちらもパッシブハウス認定予定物件で、すでに住まわれている物件の為
外からの見学でしたが塗り壁、杉板の丁寧な施工が伺えました
2日目には馬渡ホームさんの平屋の2世帯
パッシブハウス認定申請予定の物件です
換気設備には発売されて間もない
Zehnder社の壁掛式熱交換換気が設置されていました
こちらは熱交換換気だけで空調は組み合わさっていないタイプですが
コード式リモコンをLDKなどの人が集まる箇所などに付けると
CO2濃度等を検出して自動で風量を調整してくれるものとなっております
見た目もスマートで壁掛である為に
フィルター交換も脚立など持ってこずに簡単にすることが可能です
今回の九州支部勉強会は始めてみる工法、設備で
年々進化をしておりまだまだ知らない新しいことがあると
改めて感じました♪
ちなみに1日目の夜には
もつ鍋や豚骨ラーメンなど福岡らしい食べ物も堪能出来て最高でした
また福岡行ってみたいです( `ー´)ノ
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